|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
『WORST』(ワースト)は、B.D.10年(1989年)9月21日に発布された聖飢魔IIの第六教典で初のベスト・アルバム。単なるコンピレーションではなく、極悪集大成盤と位置づけられている。タイトルは「最悪(BADの最上級)」の意。 単に過去の楽曲を収録しただけではなく、多くの楽曲がニューヨークにてリミックスがなされるか、一部または全部のパートが新たに録音されるなどしたため、1991年にリリースされた『愛と虐殺の日々 』と完全に一致するヴァージョンは収録されていない。 多くのバンドではアルバムを数える際に、ベスト盤やライブ盤などの企画盤・編集盤はオリジナル・アルバムから除外することが多いが、聖飢魔IIではアルバムの種類を区別せずに通して数える。 ジャケットには黒を背景に8つの石膏の顔(ベートーヴェンのデスマスク)があり、そのうち7つにはそれぞれ地球デビュー後に在籍した7名の構成員と同様の顔の模様が施されている。 歌詞など記載のブックレットとは別に、デーモン小暮閣下による全曲解説が付属している。 日本のヘヴィメタルバンドでは史上初のオリコンチャート1位獲得作品であり、後にX JAPANが史上2バンド目で獲得して以降1位を獲得したバンドはいない。 == 収録曲 == # 悪魔組曲作品666番ニ短調より序曲:心の叫び (作曲:ダミアン浜田、編曲:聖飢魔II) # *ニューバージョン # THE END OF THE CENTURY (作詞・作曲:ダミアン浜田、編曲:聖飢魔II) # *オリジナルのベースはゾッド星島親分だが、ゼノン石川和尚が新たに録音し、差し替えられている。 # BIG TIME CHANGES (作詞:JUNKY MONKEY BABY'S、作曲:エース清水、編曲:聖飢魔II) # *各パートのバランスや質感の違いのほか「Hey!」の掛け合いがオリジナルよりも多用されている。 # RATSBANE(作詞・作曲:SGT. ルーク篁III世、編曲:聖飢魔II、土橋安騎夫) # *本作唯一の、オリジナルバージョンがそのまま収録された曲。 # STAINLESS NIGHT(作詞:デーモン小暮、作曲:エース清水、編曲:聖飢魔II) # *リミックス。 # NEVER ENDING DARKNESS (作詞・作曲:SGT. ルーク篁III世、編曲:聖飢魔II) # *エンディングがオリジナルより長い。ルーク参謀によると「オリジナルは最後の方ミスってるから短くしてもらって助かったけど、このバージョンは全部収録されてしまった」とのこと〔1989年本作発売月のYOUNG GUITAR誌11月号収録のインタビュー。〕。 # EL・DO・RA・DO (作詞:デーモン小暮、作曲:デーモン小暮、紫馬肥、編曲:聖飢魔II) # *キーやギターの掛け合いなどが大きく変更されており、ギターソロもルーク篁参謀へ交代。基本的な構成はこのバージョンが1999 BLACK LIST版などの後期アレンジの原型となっている。 # アダムの林檎 (作詞:デーモン小暮、作曲:ジェイル大橋、編曲:聖飢魔II) # *ボーカルのみ新録。当初リミックスのみの予定だったが、ボーカルトラックテープを日本に置いてくるというトラブル発生(いわゆる「ゼウスの妨害」)によりボーカルを新しく録音することとなった。全曲解説によれば「ビールをひっかけた」あとの声とのこと。 # ROCK IN THE KINGDOM (作詞:デーモン小暮、作曲:ダミアン浜田、編曲:聖飢魔II) # *オリジナルとはごく僅かにメロディの変更がある("Hey Hey This is why hell is what it is."の後半部分他、高く上がる部分が下がるなど) # RENDEZVOUS 60 MICRONS' (作詞:デーモン小暮、作曲:エース清水、編曲:聖飢魔II、土橋安騎夫) # *演奏内容はオリジナルと全く同一であり、新録や外部の素材は一切含まれていないが、閣下のリクエストにより各パートが大掛かりに切り貼り編集されており、構成がオリジナルと大きく異なっている。 # 蠟人形の館(作詞・作曲:ダミアン浜田、編曲:聖飢魔II) # *オープニングと各所にデーモン閣下による新録の声がエフェクト的に新録されている。 # WINNER!(作詞:デーモン小暮、ぬらりひょん吉、作曲:SGT. ルーク篁III世、編曲:聖飢魔II、土橋安騎夫) # *イントロ前のOvertureは削除されている。 # 白い奇蹟(作詞:デーモン小暮、作曲:エース清水、編曲:聖飢魔II) # *ロング・バージョン 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WORST (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|